頭痛??
まいど~、弁天院の中島です。
本日は先日勉強会で尾崎先生が発表してくれた頭痛について書かして頂こうと思います。
頭痛と一言で言っても、その原因は様々で、それよって予防法や対処法が大きく異なるため、一歩間違えればかえって痛みが悪化するなど、逆効果にもなりかねません。
そこで、身近な「片頭痛(へんずつう)」と「緊張型頭痛」を例に、頭痛の原因・対処法について、お伝えしたいと思います。
原因
脳の血管が拡がって痛む「片頭痛」 頭の周りの筋肉が緊張して痛む「緊張型頭痛」
血管の周りには神経が絡み合っており、血管が拡張することで神経が引き延ばされる状態になります。
そこに血液が流れる事で波打つようにドックン、ドックンと痛みがでるのが片頭痛となります。
逆に、筋肉も緊張によって血管や神経を圧迫されたことで、脳に血液が行かずに起こる頭痛を緊張型頭痛となります。
症状
脈打つように痛み、吐き気も伴う「片頭痛」 頭全体が締め付けられるように痛い「緊張型頭痛」
「片頭痛」が起こる直前には肩こりが出ることもあり、こめかみから目のあたりがズキンズキンと心臓の拍動に合わせるように痛みます。
一方、午後から夕方にかけて、目の疲れや倦怠感などとともに痛みが現れやすいのが「緊張型頭痛」。後頭部から首筋を中心に頭全体がギューッとしめつけられるように痛みます。
吐き気や嘔吐などといった頭痛以外の症状は現れず、日常生活への支障も片頭痛ほどではありませんが、数時間で治まる場合や、頭痛が数ヶ月以上も続くなど、慢性化するケースもあるようです。
■片頭痛の対処法
- 1)冷やすのは○、温めるのは×
- 冷たいタオルなどを痛む部位に当てると、血管が収縮して痛みの軽減に役立ちます。一方、入浴や手技などは血管を拡張させるので痛みが増すことになり逆効果に。
- 2)静かな暗い場所で休む
- 頭痛の最中に体を動かすと痛みが増し、光や騒音でも痛みはさらに増してしまいます。できるだけ、静かな暗い場所で横になりましょう。
- 3)カフェインを適量
- コーヒー、紅茶、日本茶に含まれるカフェインは血管を収縮する作用があり、痛みの早期に飲むと痛みが軽減。ただ、連日の過剰摂取は逆に頭痛を誘発するので注意して。
■緊張型頭痛の対処法
- 1)温めて、こりをほぐす
- 手技、蒸しタオル、半身浴などで温めて、首、肩の筋肉のこりを取り、血行をよくしましょう。ストレッチも効果的です。
- 2)気分転換をする
- 頭痛が始まったら、心身にストレスを加えていることを中止し、例えばその場所から離れるなどして、早めに気分転換をしましょう。
どうでしょうか?
二つは全くの逆の症状になるので、自分がどちらの頭痛であるのかを判断できれば対処もしやすくなると思われます。特に緊張性の頭痛は頭痛の7割の人がこれに当たり、手技やストレッチなどが有効になります。逆に片頭痛の場合は手技はNGとなるので、一度患部を冷やしてみてはいかがでしょうか?
当院でも頭痛でお悩みの患者様が多く来られています。もしお困りの症状がありましたら気軽にスタッフに尋ねてみてくださいね!ではまた!!
お知らせ
3月18日(日曜日も施術しております)
営業時間
午前10時から午後19時まで