施術案内
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外反母趾
美と健康は足の裏から!
※自費施術となります
近年、ライフスタイルの洋風化、道路面や床面の変化など足を取り巻く環境が多様に変化し、現代人の2人に1人は外反母趾や偏平足など足に問題を抱えていると言われています。 このような問題があると歩き方や姿勢にも影響しますので、膝痛や腰痛、肩こり、片頭痛など体のさまざまな箇所に不調をきたします。 体の土台となる足元の歪み、言いかえれば外反母趾を治すことで足の痛みだけでなく体のさまざまな箇所で起こっている症状を改善することができるのです。
外反母趾って何?
外反母趾とは、足の親指が人差し指の方へと曲がって関節(第一中足趾関節)が変形した症状のことを言います。多くの人が勘違いをしている、足の付け根の骨が出てくることではありません。
医学的には、外反母趾の症状は外反母趾角(HV角)が15度以上になった状態のことを指します。
欧米などのもともと靴を履く文化がある国では外反母趾の症状は古くから報告されており、200年ほど前から施術の対象とされています。
日本でも近年靴生活になったことや女性が社会に出て働くことが多くなったことで、患者数は急増しつつあります。
また、少し前までは先の細いハイヒールを履いている女性に症状が出やすいと考えられていましたが、最近では男性や子どもでも発症しています。
外反母趾の分類(5種類)
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1.靭帯性外反母趾
足先の横アーチを支えている靭帯(横中足靭帯)が緩んでしまうことで、親指が小指側に曲がるパターンです。親指そのものが大きく曲がっているのが特徴です。
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2.仮骨性外反母趾
親指はあまり曲がっていないものの、親指の付け根の骨だけが異常に発育して出っ張り曲がったようにみえるパターンです。
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3.混合性外反母趾
靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾が合併しているパターンです。特徴は中年以降の女性に多く発生することです。
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4.ハンマートゥ性外反母趾
生まれつき指が長すぎたり、ハンマーのように縮こまっていたり、上を向きすぎていたりする人に起こりやすいパターンです。足指が極端に浮いていて且つ縮こまっているため、足裏の指の付け根部分の横幅が広く皮膚も肥厚しています。特徴は外見からも足指が非常に弱々しく見えることです。
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5.病変性外反母趾
リウマチ、へバーデン結節などの病的要素や、事故やケガが加わって著しい変形や脱臼を伴っているパターンのものです。形を治すには手術以外には困難であり、またその手術も成功率が極めて低く再発も免れないタイプで、特徴は他の種類の外反母趾とは区別して考えなければいけないことです。
リウマチやへバーデン結節による病変性外反母趾は、早めのテーピングで形を整えて著しい変形への進行を防ぐことが重要です。
外反母趾になる原因
外反母趾になりやすいと言われている足の形があります。
あなたの足、どんな形?
足型は、「エジプト型」「ギリシャ型」「スクエア型」と言う3つの型に分かれます。足のつま先を見て、どの型になるか確認してみましょう。
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エジプト型
足の親指が一番長く、小指にむけて短くなる形です。日本人の約70%がこのエジプト型と言われています。エジプト型は外反母趾になりやすい足型です。
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ギリシャ型
人差し指が足の親指より長い形です。指が曲がりやすく、ハンマートゥになりやすい足型です。
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スクエア型
親指から中指までがほぼ同じ長さで四角に近い形です。日本人では珍しい足型です。
遺伝
外反母趾そのものが遺伝するのではなく外反母趾になりやすい骨格が遺伝するため、一般的に両親や親族に外反母趾の人がいるとなりやすいと言われています。
足の筋肉低下
外反母趾を起こさないためにもある程度の筋力が必要となりますが、近代では長時間靴を履いて過ごす時間が増え、裸足で過ごす時間は減少しました。また、乗り物を利用することも多く自分の足で歩く機会は減少してきています。こういった要因から足底の筋肉が発達せず靭帯や筋が緩んだり弱くなって(開張足)、外反母趾を進行させてしまいます。※ここでいう筋肉とは、足の指を動かす筋肉のこと。足の指でグーやパーをする筋肉です。
合わない靴やハイヒール
外反母趾になる最も多い原因です。サイズの合わない靴を履き続けると、靴の中で足が前に滑り指が靴のつま先へと押しつけられて、親指の付け根の骨だけが異常に出っ張る外反母趾になりやすいとされています。またハイヒールが特に悪いと思われがちですが、靴の種類に関わらず、女性の方が男性に比べて筋肉量が少ないため負担を受けやすく、親指の力が衰えて外反してくると言われています。
あなたは大丈夫?外反母趾セルフチェック
- 足が疲れやすい
- ふくらはぎがむくみやすい
- 指が縮こまっている
- 歩いていると足が痛くなる
- 足裏にタコがある。(指の付け根付近)
- 靴を脱いだ後、親指・小指の横が赤くなる
こんな症状があれば、早めにReCOREへお越しください。
ReCOREの外反母趾施術について
ReCOREオリジナルテーピングで、手術をせずに改善する効果的な施術法 を行っています。
個人差はありますが、平均1ヶ月前後で100%痛みは治り、形も6ヶ月続けると平均で30%ほど改善しています。
外反母趾に効果的なエクササイズ
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Hohmann運動
一般のよく知られる運動療法です。左右の親指にゴムバンドをひっかけ、両足を扇形に広げるストレッチで、外反母趾で固くなってしまった親指の関節や周囲の筋肉を柔らかくします。
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タオルギャザー
タオルを足元において、指の力だけでタオルを端から手繰り寄せる運動です。足裏や足指の筋肉を鍛え、外反母趾や偏平足の症状を改善します。足底や足指の筋力を保つ効果もあるとされています。
外反母趾の角度(HV角)がきつい方は、始める前に一度ご相談ください。
よくいただくご質問
- どれくらいのペースで通えばいいですか?
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週2回の施術が理想的です。最低、週1回の施術をおすすめしています。
- テーピングをした状態で、お風呂に入れますか?
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はい、入っていただけます。テープをしたその日はなるべく濡らさないように心掛けてください。
その後も、濡らさないことがテープの耐久性を考えても理想的ではあります。患者さま各々、なるべく濡らさないようにビニール袋をかぶせるなど色々な工夫をされているようです。
- テーピングをした状態で、靴を履いて帰れますか?
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はい。履いて帰っていただけます。
- 料金が安いのはなぜですか?
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痛みを取るのは数回の施術で可能ですが、形の改善を目的とした根本施術を行わない限り同じ症状を繰り返します。これには最低6カ月の施術期間が必要となります。そのため、なるべく頑張って継続していただけるようできる限り低価格の設定にさせていただいております。