足のトラブル
「太い脚をなんとかしたい」「ほっそり見えるようにヒールを履いているけど、すぐ痛くなる」など、脚にまつわるコンプレクスや悩みを抱えている女性は多いです。もしかしたらそれは、靴の選び方で解消できるかもしれません。
■あなたの靴は大丈夫?
靴を選ぶとき、あなたは何を基準で選んでいますか?
今あなたが履いている靴は大丈夫かどうかチェックしましょう。
・歩くたびに、かかとが脱げてしまう
・クッション性のある、反発の高い靴を履いている
・足首まである、高さのある靴を履いている
・かかとにまったく高さがないペタンコの靴を履いている
・かかとが分厚く、必要以上に高さがある靴履いている
・ヒールの高さが3センチ以上あるピンヒールが多い
・中敷の土踏まず部分にふくらみがある靴を履いている
・足先の幅が狭い靴履いている
当てはまる数が多い人ほど、靴選びが脚のトラブルの原因になっている可能性が高いです。
■間違った靴選びが招く悪影響
脚のトラブルの原因は、筋肉の硬直が関係しています。人は、骨と筋肉の連動で身体を動かしたり、バランスを取っているのですが、脚に負担がかかりすぎると、血行が悪くなったり疲労がたまってしまい、筋肉がどんどん硬くなります。そして、O脚やX脚のように脚の形が変わったり、老廃物が脚にたまってむくみを引き起こすなど、不調を招いてしまうのです。
脚のダメージを減らすことが筋肉の硬直を避ける一番の解決方法なのですが、それには「毎日履く靴」が重要なのです。
■正しい靴の選び方
では、どういった靴を選べばいいのでしょうか? チェックすべき5つのポイントを紹介します。
(1)靴底に「適切な傾斜」がある靴
かかとから着地して、足先へと体重移動する歩き方が理想的と言われます。そのためには、靴のかかとに「1~2cmほどの傾斜」がついているのがベスト。着地がスムーズで、脚への負担が減ります。ペタンコの靴は一見、疲れにくいように思えますが、傾斜がない分、歩くときの衝撃をダイレクトに受けてしまい、すねの筋肉に負担がかかってしまいます。
(2)かかとに負荷をかけない、シンプルな形のもの
かかとは、厚すぎても薄すぎても足に負担がかかります。着地の際、むだな接地面をなくし、衝撃をスムーズに足先へ逃がせるよう、シンプルなかかとの靴を選びましょう。
(3)足が安定するように、かかとにホールド感があるものを選ぶ
着地の際、かかとでバランスを取ります。ここが安定していないとすべての動きがぶれてしまい、脚全体に負担がかかります。かかとのホールド感は、試着のときにしっかり確認を!ゆるすぎず、きつすぎず、自分にあった一足を見つけましょう。
(4)足の動きを妨げない、ソフトで柔らかい靴の素材を選ぶ
脚の本来の動きを邪魔しない、ソフトな素材を選びましょう。さらに、足首がしっかり動く形のものが理想です。ハイカットの靴は足首の動きを妨げてしまい、脚の筋肉に負担をかけてしまうので注意しましょう。
(5)安定して歩けるように、靴底の素材は柔らかすぎないものを選ぶ
足への負担を考えて、クッション性のある靴を選ぶ人がいますが、それはNG。クッション性が高いと足元がふわふわしてしまい、バランスを取るため常に身体に力が入った状態になります。そうなると、疲れがたまりやすく、ケガもしやすくなってしまいます。バランスがしっかりとれる、ある程度硬さのあるソールを選びましょう。
1日のうち、人は睡眠時以外、ほとんど歩いています。靴選びを間違えたままだと、不調を招く一方です。自分に合った靴を履き、歩くことで、コンプレックスやトラブルを解消しましょう!
外反母趾についての施術も当院では行っております!
気になる方はお気軽にスタッフまでお声掛けください!
梅田院 冨井