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胸郭出口症状群

「胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)」という言葉、耳にしたことはありますか?
日常的に肩がこったり、腕や背中がだるくなる方・・・そのような方は「胸郭出口症候群」の可能性があります。

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デスクワークが多い人は、腕や首に負担がかかるため、慢性的に起きているかもしれません。その症状が長く続くと、手や腕にしびれや倦怠感などの症状が出る「胸郭出口症候群」になる可能性があります。

■「胸郭出口症候群」とは?
鎖骨周辺の「胸郭出口」と呼ばれるところで、腕や手指につながっている末梢神経の束が血管と共に圧迫されて起こる病気です。心臓から続く血管が胸郭を出たところ(首筋~わき付近)で神経と共に圧迫されるので、こう呼ばれています。

そして、首や肩・腕を特定の位置――たとえば、つり革につかまろうと腕を上げる動作をした際、腕や手指、肩にしびれやだるさ、痛みなどがあらわれます。また、しびれなどの感覚障害に加え、手の握力低下、細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状があります。

■胸郭出口症候群になりやすい人は?
一般的には、20~30代の“なで肩”の女性に多く、男性では筋肉質で“いかり肩”の人に多いといわれています。ほかにも、以下に当てはまる人は要注意です。

・肩こりがある
・筋力トレーニングを頑張っている
・長時間パソコンを使う
・デスクワークが多い
・電話中、受話器をはさむ癖がある

共通しているのは、首や肩周りの筋肉に負担をかけてしまうこと。疲労が蓄積され、常に筋肉が緊張し、血流の流れが悪くなるような姿勢や習慣は避けましょう。

■胸郭出口症候群の予防ポイント
胸郭出口症候群が慢性化してしまうと、改善させるまでに時間がかかることもあり、根気が必要になります。慢性化させないためにも、肩こりを悪化させず、疲労を招く姿勢を回避するよう心がけましょう。

○パソコンを見るときに気をつけること
画面を見るとき、顎を前に突き出したりしていませんか?姿勢を支える筋肉が疲労し、腕への血液の巡りが悪くなっています。両腕を広げ、胸を開くようにストレッチをしてみましょう。

○デスクワークで気をつけること
テスクワークや手作業中は、腕を下げている状態です。休憩時間などに両手を頭の上に上げて伸びをし、血液を腕全体に流しましょう、また、うつむいた姿勢が続く人は、頭をゆっくりと回して、首の横や後ろの筋肉をストレッチしましょう。

○寝るときに気をつけること
腕を圧迫しない姿勢で寝ることを心がけましょう。特に、横向きで寝る癖のある人、両手を上げてバンザイした状態で寝る人は要注意です。

肩こり、腕から指先にかけてのシビレや冷え感などいつもとおかしいなと感じたらすぐに来院されることをオススメ致します。

こいずみ鍼灸整骨院 梅田院 鎌宮

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