デスクワークによる
いつもブログを見てくださりありがとうございます。
まだ寒い日もありながら、桜が咲いてきましたね。
iCure(あいきゅあー)鍼灸接骨院 武蔵小山院 院長の丸田です。
本日は腰痛に対して描かせていただこうと思います。
皆さん、1度は症状に強い、弱いはありますが、腰痛の経験があるのではないでしょうか?
だるさや、一瞬の痛みでも腰に何かしらの悪い部分があります。
特に、この時期ふえる相談に「ぎっくり腰」があります。
この「ぎっくり腰」という病名、正式な名称ではないってご存知でしょうか?
その病態は様々で腰椎捻挫から起立筋の筋膜損傷、大腰筋の筋痙攣からヘルニアと多岐にわたります。
それらをひっくるめて急に腰痛が現れたようなケースを「ぎっくり腰」と呼ぶんですね。
ちなみに、この時期のぎっくり腰でおおいのが大腰筋の痙攣(スパズムと言います)による腰痛です。
↓オレンジに表示されている筋肉が「大腰筋」です。
大腰筋由来の腰痛は立ち際に起こることがほとんどで、後ろに反ることで起立筋と腰の後ろに沿った痛みが生じるのが特徴です。
↓痛みは左の図の赤い部分に生じます。そこが起立筋です。
しかし、この大腰筋、背骨の前についてるのに痛むのが背中側って、不思議に思いませんか?
でもですね、こうした痛み方ってそう珍しいことではないんです。
筋肉は連鎖しているので痛みとは違う部位が痛くなることもあります。
しっかり原因を見つけて施術すれば、以前からずっとある痛みでも、今出た痛みでもなくすことができます。
このタイプの腰痛はデスクワークで座りっぱなしの方によく見られる傾向があります。
近年デスクワークによる体の不調が非常に多いです。
なぜでしょうか?
体の支えには主に起立筋をはじめとした背筋群や大腰筋(腸腰筋)のような腹部深層筋、そして腹筋(群)が働くのですが、座った姿勢では腹筋が働いてくれません。
すると、起立筋と大腰筋の負担がぐっと高くなるわけです。
さらに、筋肉は縮めたままでいると痙攣をおこしやすくなるものですから、
座った姿勢で縮みきった大腰筋は痙攣をおこしやすい状態に追い込まれます。
ここまでを見ても、
でも、デスクワークだけが原因であればこの時期に多くなるということの説明がつきません。
そこには「寒さ」の影響があるわけです。
ここでちょっと皆さんに伺いたいのですが、
エアコンで室内の空気を温めていたとしても、冷気は足元にたまりますので「足元が寒い」なんて経験、ありませんか?
足元が冷えることで腰の筋肉と関連のある足の筋肉の緊張を高めます。
すると、その緊張に呼応するように腰の緊張を高めます。
しかも、デスクワークのシチュエーションでは腰の筋は縮んだ位置におかれていて、痛めやすい状況です。
デスクワークの方は足元もしっかり冷えないようにして仕事をしていただければと思います。
また当院では姿勢を座っている際に体の支えてくれるインナーマッスルを鍛える施術器があります。
また猫背や歪みも治せますので、この時期に体を痛めないためにも、また以前からずっとある症状も治せます。
今年度もよろしくお願いいたします。
TEL:03-3784-1939