お酒の関係性
こんにちは!梅田院の冨井です!
お酒が好きな方も多いと思います。
今日はお酒と身体の関係性について少し話させていただきます!
■1日に摂取可能なアルコール適量
1日のアルコール摂取量の目安は、純アルコールに換算して男性が25g、女性が15g程度と言われています。
<アルコールの適量目安20g>
・ビール……500ml
・日本酒……1合(180ml)
・焼酎……110ml
・缶チューハイ……520ml
・ワイン……180ml
・ウイスキーダブル……180ml
■お酒を飲むメリット
少量の飲酒は、胃の動きを刺激し、食欲を増進させてくれます。さらに、血管を拡張させ、血液の流れをよくして、疲労回復の効果もあります。血管が詰まりにくくする効用もあるため、心臓病や循環器系疾患の発病が抑えられるとも言われています。
しかし、年齢とともに代謝が衰え、摂取できる酒量は少なくなります。健康的にお酒を飲むには、適量を守ることが大切になってくるのです。
■ケガをしたときのお酒は回復に悪影響!!
病気はもとより、ケガをしたときもアルコールは控えたいところ。その理由として、ケガは炎症や腫れを起こしています。アルコールをたくさん飲んでしまうと血行が非常によくなり、炎症や腫れをますますひどくしてしまいます。そしてアルコールが冷めるころには、血管が収縮して血行が悪くなり、回復に必要な栄養が行き渡らなくなってしまうのです。
また、ケガを治すには酵素が必要なのですが、アルコールを摂取すると体内の「アルコール分解酵素」が働き、ケガを治すための酵素量が減ってしまいます。結果、回復が遅くなってしまうのです。
さらに、ケガの回復には水分不足も大敵です。水分が足りなくなると、栄養素が行き届かず、治りが悪くなります。アルコールで水分補給ができていると思っている人は要注意。アルコールは利尿作用があるため、身体の中に水分を溜めておくことができません。ひどい場合は、脱水症状を招いてしまう可能性もあります。
■無理な禁酒はストレスのもとに
ケガをしているときのアルコール摂取は、避けたほうがいいでしょう。お酒を飲むことで治りが悪くなってしまうので、特に早く治したい人は、しばらくは断酒がオススメです。しかし、毎日晩酌をしている人が、ケガをしたからといって急に断酒をするのも、ストレスがたまってよくありません。ケガ直後2~3日は我慢して、痛みが引いてきてから適量を守ってお酒を飲むようにしましょう。
■お酒との上手な付き合い方
適量のお酒は、身体にいい効果をもたらしてくれます。普段からお酒をたしなんでいる人は、1日の適量を目安にして、摂取量を調整しましょう。また、週に2~3日休肝日をもうけるのもいいでしょう。アルコールの分解には肝臓が働きますが、休みなくお酒を飲んでいると肝臓の疾患につながります。
ケガなどの時はなるべく控えましょう!